太陽エネルギー公開シンポジウムの報告
講師・講演題目及び内容ページへのリンク
(各講演のリンクをクリックしたページ左側のスライド番号をクリックすると各スライドが見えます)
(1)日江井栄二郎:「太陽エネルギー論」
http://www.easy-db.net/unno/Sympo/PowerPoint_Hiei.htm(スライド12枚分の集録)
(2)堂免一成:「太陽光と水からクリーンな水素をつくる光触媒の開発」
http://www.easy-db.net/unno/Sympo/Domen.htm (スライド42枚分の集録)
(3) 辻内順平:「太陽光集光系としての Nonimaging Optics」
http://www.easy-db.net/unno/Sympo/optics.htm (スライド29枚分の集録
NPO法人東京自由大学は、「水星と海と森の太陽エネルギー工学・プロジェクト」(通称大森プロジェクト)と称して、太陽エネルギーの効率よい利用で石油火力より安く電力を得る原理を考案し、それをインターネット(http://www.easy-db.net/unno/)で、英文・和文にて世界に流すことを始めました。
まだ、原理も装置設計も広報もこれから改良に改良を重ねて、より完全なものにしていく必要があり、そのための第一歩として、9月17日(日)午後1時〜5時に、上記の公開シンポジウムが予定通り開催されました。
太陽エネルギーに関係のあるお仕事をなさった方は勿論、多少なりとも関心をお持ちの方はこの集録をご覧になり、次回(東京自由大学主催の予定)には、ふるってご参加下さい。
今回開催されたシンポジウム:
日時:2006年9月17日(日)午後1時〜5時
会場:東京自由大学
案内地図は、ここ をクリックして下さい。
資料代:500円
コーディネーター・司会:海野和三郎
(NPO法人東京自由大学学長・東京大学名誉教授(天文学))
パネラー:大木浩(元環境大臣、京都議定書締結・全国地球温暖化防止活動センター代表)
田丸謙二(東大名誉教授、触媒化学、太陽光で水素発生)
辻内順平(東京工大名誉教授、光学、集光系)
堂免一成(東大教授、光触媒化学)
日江井栄二郎(前明星大学学長、太陽エネルギー論)
根井弘道(芝浦工大東京工大講師、ソーラーポンド発電)(欠席)
松本良(地球惑星科学)(欠席)
(一人30分、質疑応答10分)
お問合せ先:NPO法人東京自由大学
TEL/FAX:03-3253-9870 Eメール:jiyudaigaku@nifty.com
ホームページ:http://homepage2.nifty.com/jiyudaigaku/
講師の皆様のご紹介:
◆大木 浩氏(参議院議員、国務大臣環境庁長官、衆議院議員、環境大臣等を経て、現在、全国地球温暖化防止活動推進センター(JCCCA)Japan Center for Climate Change Actions代表。)
☆地球温暖化の防止は、21世紀の人類に課せられた最重要課題の一つです。1997年に京都で開催された気候変動枠組条約 第3回締約国会議(COP3)におきまして、私は環境庁長官として議長を務め、京都議定書を取りまとめました。我が国は、京都議定書において2008年か ら2012年にかけての温室効果ガス排出量を1990年比で6%削減することを約束しましたが、2002年には国会の承認を得て京都議定書を締結しまし た。京都議定書は、所要の条約締結国の締結を得て2005年2月16日に発効しましたので、我が国は、温室効果ガス排出量の6%削減を確実に達成していか なければなりません。(JCCCA webサイトより引用)
◆田丸謙二氏(東京大学名誉教授・元東大副総長・中国科学院名誉教授・Literal大学名誉教授・履門大学名誉教授・元国際触媒学会会長・元日本触媒学会会長・元日本化学会会長・理学博士・物理化学・触媒化学、太陽光で水素発生)
☆かけがえのない資源を使い切ってしまいつつある時代に生きる我々にとって、地球環境を破壊しない永続的なエネルギー源を開発することは、後世の人々に対する重大な義務である。その為には、核融合反応や風力などいくつかの選択肢があろう。なかでも太陽エネルギーをベースにしたエネルギー供給システムは、枯渇の心配のない半永久的でクリーンな理想的なエネルギー源であろう。 もし太陽光と水から水素を大規模に生産できれば人類は太陽エネルギーを一次エネルギー源とする真にクリーンで再生可能なエネルギーシステムを手にすることができる。水素の重要性は、最近の燃料電池の活発な開発競争にも見られる様に今後ますます大きくなってくることは間違いない。(・・・・・・略)
太陽光を用いる水からの水素生成が、近い将来実現する可能性も十分にある状況になっている。安価で安定な光触媒を広い面積にわたって水と接触させて太陽光を受けることにより、充分の量の水素を得るのも夢ではない。 このような触媒の開発に成功し、大規模な応用が可能となれば、21世紀の人類が直面する大きな課題であるエネルギー問題と環境問題に化学の力で本質的な解決を与える可能性がある。(田丸謙二氏ホームページより抜粋)
◆辻内順平氏(東京工大名誉教授、光学、集光系、固定広天集光系)
日本に於けるホログラム研究の草分けとして、多くの新しい研究開発を行い、更には教育面においても多くのホログラフィー研究者を輩出した。著書:『シミュレ−ションで見る光学現象』、『最新光学技術ハンドブック』、『ホログラフィーーによる計測と検査工業で使われるホログラフィー』、『ホログラフィー(物理学選書)』、『光学概論』 等多数。
◆堂免一成氏(東京大学大学院工学系研究科教授・元東京工業大学資源化学研究所教授、光触媒化学)
研究目的:「エネルギー変換型光触媒の開発・水の光分解・太陽光と水から水素エネルギーを。」太陽光を用いて水を水素と酸素に分解する光触媒を開発すること。著書:『岩波講座現代化学への入門14』、『バーロー物理化学』(上・下)。
☆現在、環境問題やエネルギー問題などの地球規模の難しい問題に人類は直面している。もし太陽光と水から水素を大量に製造する方法が開発されれば、これらの問題に本質的な解決策を与えられる可能性がある。このような人工光合成型の水を水素と酸素に分解できる光触媒の開発を行っている。そのための現在の課題は、可視光領域の光(波長400nmから800nm)を用いて水を効率よく分解する光触媒の開発である。(堂免研究室ホームページより引用)
◆日江井栄二郎氏(前明星大学学長、太陽エネルギー論)
東京天文台・国立天文台 日食観測隊として、スワロフ島、ニューギニア、ペルー、モーリタニア、インドネシア、小笠原、ハワイなど各国で日食観測を行なう。明星大学に移ってから、1994年明星大学日食観測団を結成し、パラグアイにて中学生高校生大学生等92名と共に日食観測を行う。その後インド(1995)、シベリア(1996)、ベネズエラ(1997)、トルコ(1999)フランス(1999)、等にて日食観測をする。五島プラネタリウム評議員・学芸員、葛飾区郷土と天文の博物館相談員、川口サイエンス・ワールド基本構想策定委員長を歴任。
☆太陽は若々しい青年の星である。太陽に学び、核融合のエネルギー生成の仕組みを地上にもたらし、質の良い太陽光を活用して、いつまでも地球の健康を維持したい。