市民と市政をつなぐ議会傍聴情報                    201051日発行

50号

 

           お   

                   目次  目次              

3月議会と市長                        代表 神津幸夫·············· 2                                           

<T>多摩市市長選挙の結果について

有権者の視点で捉えた複雑な思い      和田 牧野順一············

    <U>激戦を制した「阿部新市長の今後の市制執行」

           に対する期待と要望            

    多摩市民は何故豚といわれるのか             落合 重美················

    多摩市長選を振り返って                   町田 田中 誠··············

    お知らせ······················································································

多摩市の超一等地に廃棄されたままの管路センター>

この状況で誰かが得をしているのでしょうか。国へ7千万円ほどの返納をしなければ、どうにもならないと言うが、一体この製造物責任は?市民主権のまちを標榜し、都、国へパイプを持つ新市長の政治的決着を期待したい。

                3月議会と市長

                                              代表  神津幸夫

 3月議会は226日から3月30日の最終日までの長丁場でした。

市長選挙も控え、現職渡辺市長続投の可否も不透明の中にあり、微妙な展開となりました。

ウオッチングニュースも市長選を控えての49号臨時号発刊を行ったため、当50号発刊は遅れましたが市長選の結果なども踏まえここにお届けします。

 

一般質問

  議長を除く23名の議員中21名により5日間に亙って行われました。小林義治、藤原マサノリ両

議員は健康状態等により一般質問はありませんでした。

個別には弊会ホームページhttp://www.easy-db.net/tama-watchをご覧ください。

  6名の議員(荻原、安藤、白田、佐久間、遠藤、武内)、「市長施政方針について」の通告質問は、前渡辺市長へのものでしたが、不出馬確定後も流石、皆さん臨機応変の対応であり、野党側も前市長の功績を讃えた変化したトーンとなりました。  市長交代により議員のスタンスに変化はあるのでしょうか。

総理大臣を国民が直接選ばない議員内閣制の国会と、自治体の市長も議員も市民が直接選挙する二元代表制では、与野党の枠組みではなく、地域主権、市民主権の時代に向かう変革のために、あくまでも議員の主義主張、政策本位に立ってもらいたいものです。

 

予算特別委員会

 3月議会は予算議会でもあり、行政より骨格予算の提案があり承認されました。市長選のため骨格予算となり、内21億円が政策的経費で新体制下の6月の補正予算で審議となりました。

   ・平成22年度一般会計予算…467.1億円

   ・平成21年度一般会計決算…465.0億円

 ・昨年対比           …+2.08億円(0.4%増)

 ・臨時財政対策費        …7億円

 

 昨年とほぼ同額ですが、増える歳出(少子高齢化、扶助費)、減る歳入(団塊世代の退職)の兆候は明白です。

  注目すべきは今年度予算に久しぶりの臨時財政対策債7億円が計上されました。

この程度のものは、微調整範囲等と看過してはならない深刻な課題を包含していると認識すべきです。

  この点において一般質問で遠藤議員が「出ずるを量りて入るを制す」の立場で、予算査定の公開と透明性を高めよと指摘している。

  <直面している問題の優先順位は?事業の担い手は?住民負担は?>

  <その上での借金をするのかしないのか?>

 このことは今、多摩市をどう創っていくのか重要課題で、人口減・負担増・減る歳入の時、皆で仲良く、つつましく支え合う、まちとするのか、「入を量る」まち創りを、如何に妥協・バランスし、二世代三世代に繋ぐのか、市民自らが選択しなければならないターニングポイントにあります。

☐議会基本条例制定可決

 条例制定を目指す「議会改革特別委員会」が設置され2年半に及ぶ検討がなされ3月8日全員一致で可決され3月15日告示、関連規則等が決まり次第6ヶ月以内の執行となりました。

この間弊会も積極的に参加、共に歩んできた思いもあり一入の感慨がありました。

開かれた討論する議会、市民参画する議会など概ね良としたいが、本議会、委員会での市民参加・政策提案など、そのハードルが高すぎ、これまでの陳情・請願、現自治法で定められているところと、どれだけ違うのか全く欲求不満です。今後運用上でこの点が改革されることを切望します。

 

☐こども教育常任委員会 :4陳情 委員長:安西 委員5:荻原、安藤、住田、小林(憲)、岩永

陳情

不採択

採択

不採択  唐木田図書館の市の直営を要望

荻原、安藤、岩永

住田、小林

不採択  多摩市学校給食センター一部民営化につき再考を求める

荻原、安藤、岩永

住田、小林

不採択  学校給食の直営の継続を求める

荻原、安藤、岩永

住田、小林

採択   支出削減効果が明らかでなく寧ろ増加のおそれがありかつ給食の質を低下させないための実効的手段が何ら立案されていない現状での学校給食センター調理民間委託は控えることを求める

荻原、安藤

住田、小林、岩永

 

 常任委員会での採決は以上の通りでしたが、学校給食の陳情に対して、多摩市の学校給食のあり方についての判断をするための情報不足と、市教育委員会のしっかりしたヴィジョン示され

ていない段階で、その決定に当たって議会・議員として市民に責任が持てないとの発言(主に岩永、安藤議員)があり上記の採決となった。今回初めて給食職員の日報開示があったが、何故今頃になってかと、そのタイミング、内容に不信感持ったのは、市民も全く同感だ。

 

☐渡辺市長退任挨拶

 議会最終日渡辺市長は2期8年を振り返った。

鈴木市長の不祥事の後を引き継ぎ、市政への信頼回復のため、誠実着実に取り組んだ。

・新しい公共・子育て支援・まちの再生・強靭な財政(健全性、企業誘致)・政策立案可能な職員集団・全国自体客観評価で118位から7位へ躍進・合計出生率は上向き・多摩っ子・緑の確保・ゴミ減量・里山グリーンボランティア・資源集団回収・諏訪2丁目建て替え・NTの再生、維持管理へ都市計画税の使用を可能に・新たな支えあい(コミセン、市民活動等多数)など。

そして新たに多様な主体が担い合う地域、多摩市第5次総合計画へ繋いだ。

本議会一般質問の中で橋本議員が田村副市長の突然の退任につき「その責任は当然」と受け止められるような市長の表現があったが、の質問に涙ながらの反論は何を意味したのだろうか。ここ3年間の議会で市長の涙は3回見たような気がするが。 市長は、自分としても精一杯やったとの満足感と、未だ道半ばとの思いもありながら、自分を客観視したと思える今回の決断は、

女をあげたと感じた市民は少なくなかったのではないだろうか。            

 ()                                              

<T>多摩市長選の結果にについて有権者の視点で捉えた複雑な思い

<U>激戦を制した「阿部新市長の今後の市政執行」に対する期待と要望

                                                     和田 牧野順一

 

無所属の新顔3氏で争われた「多摩市長選」は4/11(日)投開票の結果、民主・社民・ネット・共産推薦の「阿部裕行(54才・前日本新聞協会事務局次長)」が、みんなの党推薦の「遠藤千尋氏(34才・経営指導会社長)」、自民推薦・公明支持の「小谷田進氏(66才・前市総務部長)」を破り、念願の“初当選”を果たした。

 

「市長選の投開票の状況」は下記の通り(4/11、午後10時25分選管発表)

得票順

党派名

氏名

得票数

票差

1)投票率(投票者数/当日有権者数)

  45.50% 54.149/119.017

<前回:H18444.22%対比+1.28%>

(2)棄権率(棄権者数/当日有権者数)

  54.50% 64.868/119.017

<前回:H184月 55.78%対比−1.28%>

(3)候補者の得票率(候補者得票数/有効投票数)

a)阿部候補:39.4520.904/52.990

b)遠藤候補:36.67%(19.429/52.990

c)小谷田候補:23.89%(12.657/52.990

 

(4)候補者の当日有権者数に対する得票率

  (候補者得票数/当日有権者数)

a)阿部候補:17.5620.904/119.017

b)遠藤候補:16.32%(19.429/119.017

c)小谷田候補:10,63%(12.657/119.017

@

A

B

無所属

無所属

無所属

阿部 裕行

遠藤 千尋

小谷田 進

20.904

19.429

12.657

1.475(@−A)

 

8.247(@−B)

A

合計(@+A+Bの計)

52.990

 

B

C

D

E

F

G

H

I

J

K

按分切捨て票数

いずれの候補にも属さない票数

有効投票数(ABC

無効投票数

投票総数(DE

持ち帰り得票数

不受理票数

投票者数(F+G+H

投票日の投票数(J=I

選挙当日有権者数

       0    

      0

52.990

1.158

54.148 

       1       

      0

54.149

54.149

119.017

 

 

<T>市長選の結果について有権者の視点で捉えた複雑な思い

☞・多摩市民が選ぶ“市民代表の市長”をこんな投票率や得票率でいいのだろうか?

 

    さて、多摩市の有権者の皆さんは、上記「市長選挙の開票結果」をどのように受けとめられましたか?

私の@有権者市民に対する思いとA当選者含む候補者3名に対する思いを下記致します。ご笑覧の上、ご異論のある方はご意見・ご叱正を頂ければ幸甚です。

 

@   私の有権者市民に対する思い

    今回の投票率は45.50%であり、前回に比し、僅か+1.28%の改善に止まり、引き続き前回同様50%を下回り、極めて不本意な結果に終わった。また、棄権率もコインの裏・表で、54.50となり、当日気象条件は有権者の出足を悪くするような状態ではなかったのに前回に比し、-1.28%と改善したものの、なお、50%を大きく上回る極めて低調な投票結果に終わって仕舞った。

    私達ウオッチングの会員もこの事態をタダ危惧するに止め、手をこまねいていた訳ではなく、会報も平素は800部の発行だが、この時は「市長選挙臨時特集号」を2.000部作成し、告示前に聖蹟桜ヶ丘・永山・多摩センター3駅周辺で朝・昼・夜に亙って市民に手渡す事を含め有権者の皆さんに郵送やポスティングを通して投票行動の促進をお願いしてきたが、残念ながら、会員一同の“50%以上の投票率向上”の切なる願いは今回も実らなかった。

    地方政治については予てから「地方分権一括法」の制定等の動きに沿って、国が自治の仕事を縛る形を改め、国の権限を移譲する流れになってきているが、更に昨今は民主政権の下で「地方分権」から「地域主権・市民主権」即ち“住民が地域で主権を行使する”体制に流れが加速されつつあります。その実現には行政や議会・議員も大事ですが、根幹は“住民”であり、「住民参加」が鍵。住民が地域の予算の使い道を決める体制実現には矢張り有権者市民12万人の方々が今回の市長選や国政の選挙にも、投票を通して有権者の意思を明示する事が住民参加の第一歩!です。

住民参加を通して“住民意識”を「お任せ民主主義・観客民主主義」から「自主・自立の市民自治の民主主義」に変えてゆく事が私達“多摩市民”取り分け「有権者市民」に今強く求められていると思っています。

 

@   私の当選者及び候補者3名に対する思い。

    当選者は投票率が50%を切った事でもあり、有効投票者数のベースでは39.45%の得票率を収めたが、当日有権者数のベースでは17.56%と極めて低い投票率となった。この点は候補者3名で票数を分け合ったとは言え、当選者としては、棄権者64.418名、54.50%も出た事を「サイレントマジョリティ(物言わぬ人達)」として捉え、当選者に対する“好意的な人達”と見るべきでなく、むしろ無効投票1.158票含めて、市政と当選者含む候補3名に対する“有権者市民の不信任”と厳しく受け止めると共に、自らの投票率についての“正当性”にも思いを致し、新市長には、これから迎える「14年間」の市政執行にこの選挙結果を十分踏まえて、高ぶらず、謙虚且つ誠実に対処頂くことを心より切望致したい。

 

<U>激戦を制した「阿部新市長の今後の市制執行」に対す市民の期待・要望

    今回の選挙は4/4告示日以降は3候補となり、政権与党の民主などが推す阿部候補、野党の自民・公明が推す小谷田候補、みんなの党が推す遠藤候補の三つ巴戦となったが、結果は、「政党とは距離を置く」との姿勢を終始貫いた阿部候補が、20.904票を獲得し、票差1.475票の接戦を制し、待望の民間企業出身の市長として、重責を担うことになった。

 

有権者市民が選んだ「市民代表の市長」に託したい市民の切なる思い

 

    多摩市では、今回の市長選でも3候補が「選挙政策」に共通して掲げたように、前任の渡辺市長がやり残した「学校統廃合に関連する問題」や「市職員給与の見直し」「多摩ニュータウンの老朽化や住民の高齢化対策」「待機児童対策など子育て支援の強化対策」など多摩市政が直面する課題は山積みしており、その適時・適確な対応を通して住民が活気ある未来への夢が持てる街づくりが求められています。

    新市長には既に選挙戦を通して上記諸課題を、急速に進む高齢化や先行き不透明な経済情勢の中で、財政の硬直化の克服にも特段の配慮を払いながら、次の世代にしっかりこの街を引き継ぐべく、「4つの政策」として @市民主権のホスピタリテイあふれる多摩市の実現。 A持続可能な住宅都市・多摩の再生の実現。 B人にやさしく希望ある多摩を目指す。 C未来への夢を紡ぐ地域コミュニテイの創造・・を掲げ、その実現に、都や国と渡り合う取り組みを含めて、先頭に立って最大限の努力をする旨所信を表明されていますので、信頼して今後の進展を見守りたいと思いますが、この稿では、敢えて市民目線と私風の表現で、以下市民の切なる思いを、重ねて新市長に託しますので、是非お受け止め願います。

 

(1)    多摩市の最高規範「多摩市自治基本条例」を理念だけの条例に止めず、魂の入った生きた条例にして、今後とも市民生活の向上を目指して行政が市民・議会と協働出来るようにすること。条例の規定に従い「市長の役割」をしっかり果たして頂きたい。

(2)    市民に距離の近い自治体政治は、市長や職員の為にあるものに非ず、主役の住民のためにあるもの。また、行政職員の意識改革無くして、行政改革は為し得ず!を市長には心に刻まれ、住民の暮らしにより身近な市政、住民に寄り添う市政の実現に特段の努力を傾注して頂きたい。

(3)    市民が市長に求める事は(a)市民の常識を行政に反映させること。(b)市民の生活感覚や社会経験に基づく意見や疑問を受け止めて、論議し、制度化出来るものは取り上げて欲しい。(c)先例や慣行に捉われず、地域主権・市民主権の主旨に乗っ取って“市民主役”の市政を展開して頂きたい。

(4)    多摩市政の一層の効率化を目指し

@    正規・非正規の職員数・給与・手当・賞与・退職金等人件費関係の見直しや職員の意識改革と非効率業務の排除、団塊世代を含む「元気高齢者パワー」の職域内での有効活用の一層の推進、

A    職員労組との労使交渉を市民とマスコミに公開、既得権の死守に懸命な2労組を市民が主役の市政に適合する労組に改革・改組して頂きたい。

B    他自治体の先発例を手本に、市長と副市長の退職金の減額将来的には廃止。市議会議員の議員年金の廃止と退職金方式への改組を市民代表の市長として取り組んで頂きたい。

C    市民代表の市長として、旺盛な行動力で庁内に止まらず、常に“現場主義”に徹した市政を執行し、市民jから信頼された満足度の高い行政サービスの実現を図って頂きたい。

最後に以上の政治・行政の取り組みについて“PDCAサイクル”にてその質の向上と自律的な改善のサイクルの確立を追って起用する副市長と協働して進捗頂くことを希望します。

                                                      (了)

 

 

 

多摩市民はなぜ豚なのか

落合在住       落合重美


コミュニティの質に関する国際標準がある。認定の評価基準は「如何なる権威にも従属しない自立した市民が,横の連絡を取りながら具体的な各種社会指標の実績を新しい未来に向かって向上させているか」である。安全も教育も福祉も医療も複合してコミュニティ活動として行う。

日本の地方の行政機関は国や都など統治権力の出先機関として動いていて,市民主導ではないので地方自治体とは言えない。これと対峙する市民代表組織の多摩市議会も、舟の漕ぎ手の市会議員が実際の社会活動をしていなかったり,オールを持てない病人だったりして舟は進まない。

一方、多摩市にはそれぞれ自主的に社会的な活動をしている人達が多くいる。盲腸といわれる日本の議会や権力の出張所長の首長制度に対して、これらの市民はどんな対応をしているのであろうか。

2010411日の市長と議員の補欠選挙の投票率は40%台で、しかも当選者は政党の組織票で当選していて過半数の市民は選挙をボイコットしているのである。

アカデミー賞の「千と千尋の神隠」で宮崎駿は多摩ニュータウンをうまく捉えている。将来の多摩ニュータウンを林の中に残る廃墟として描き、40年前のニュータウンを新しいまちを夢見る活気に溢れる人々と「顔なし」というマネーが猛威を振るっている様を描いている。この活動の先頭に立って活動した現在のニュータウンタイムス社主の横倉舜三さんも当時の様子を本に書いている。「わが街」という多摩のドキュメンタリー映画でも「まち」という文化を捉えていなかったことがわかる。

そして現在、活躍していた人達と夢とマネーは消え、建設されたニュータウンでは街路樹の根が歩道のアスファルトを持ち上げ、広い道路や上下水道の設備が老朽化し、団地内の排水設備が劣化し莫大な設備の保全費が浮上してきている。これは生産性の低い多摩市民で支えられないことは明らかである。

そして、市民は豚の群として描かれていた。何を見て豚と判断したのだろうか。

2002年の冬季オリンピックを開催した人口17万人のソルトレイクシティも460年前は迫害を受けた人達が辿り着いた氷と塩で覆われた不毛の地であった。しかし、未来を見る優れた知に基づく努力の結果が今日の社会を生み出し、更なる発展を続けている。また、何も無い磯辺に1500年の繁栄を遂げる文化を持つまちを作ったベネチアの人々や、もっと知と勇気と心が欲しいとオズの魔法使に貰いに行きカンザスの田舎町を100年の繁栄を続ける町にしたブロードウエーの人達にも優れた知があった

多摩市民にはこの知がない。

多摩市の住民がこれらの課題に気が付かないのが豚といわれるゆえんなのである。

多摩はイスラム教の世界最古のモスクに天国として描かれているような緑と豊富な水に恵まれた自然環境である。この資源を生かして世界の人々の明日のために何が出来るのを考えれば出来ることはある。

権力から独立して豚の皮を脱ぎ無知の壁を越えて100年後を目指してコミュニティづくりの仕事を始めることが出来るのである。

2002年ソルトレイクシティオリンピックのスローガンは「内なる心に灯をともせ」である。

               (了)

 


多摩市長選を振り返って     町田市 田中 誠


4月11日の多摩市長選挙で、阿部裕行新市長の誕生、本当におめでとうございます。

多摩市みらいの会」の支援で2度目の市長選に背水の意気込みで挑戦し、市民感覚を十分に持ち合わせた政策を旗印にして立候補されました。

町田市民からみると、民主党支援の秋山哲男候補の町田市長選の敗北とは異なり、有利な選挙戦と思っていましたが、可なり逼迫した選挙となり、11日夜の開票の時は、固唾をのみながら吉報を待ち、当確の知らせでやっとのことで万歳三唱で喜びの叫びをあげた所でした。

振り返ってみると、意外な伏兵と言うか、「遠藤ちひろ候補」の保証なき公約と、二大政党への批判票の影響で苦戦した、と言うのが実感ではないかと思います。

 

また、苦戦の一因としては、いろいろな事情から、可なりの公明党の票が「こやた進候補」に行かなくて、遠藤候補に流れ込んだというのが真相でしょうか。

4月21日に初登庁され、念願の多摩市長としてスタートをきり、市民10日出身の市長誕生です。

市役所の荒波の中で、新たな舵取りの真っ最中と思われます。市役所の慣行と柵(しがらみ)に囚われることなく、市民生活の向上を目指す多摩市政の骨格を築きあげていただきたいと願っています。

 

多摩みらいビジョンとして、4本柱の重点政策を掲げて、多摩で子育て、地域で活動、市民とともに「みらい」を拓く、としてのエンジン全開と思います。

市政を変えてゆきたいという意気込みの多数の市民の支えによる当選ですが、投票率45.50%と言う低投票の事実を想えば、無投票の市民に対して、より良き市政の業績が待たれる所でしょう。

 

お知らせ

6月議会予定 6月9日(水) 所信表明(新市長)・行政報告・一般質問

           6月10日(木)〜6月15日(火)  一般質問

          6月16日(水)〜6月18日(金)  補正予算

          6月21日(月)〜6月24日(木)   常任委員会

             6月25日(金) 代表者会議 6月28日(月) 議会運営委員会

          6月30日(水) 最終日

  

 発行者: 多摩市議会ウオッチングの会  代表 神津幸夫

    連絡先: 多摩市鶴牧3-14-2-102 TEL 042-372-9496 Email:kouzu@adagio.ocn.ne.jp