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地球から光の速さで約127億年かかる距離の宇宙で、生まれて間もない銀河団を発見したと、国立天文台や東京大などのチームが17日発表した。ハワイのすばる望遠鏡で観測した。銀河の集団としてはこれまで知られている中で最も遠くにあり、従って最も古いという。宇宙の年齢は137億歳とするのが有力で、宇宙誕生から約10億年後の姿をとらえていることになる。
チームは02年から03年にかけて、高性能のすばる望遠鏡でくじら座の方角を調べた。500個を超す銀河が見つかり、一部の密集している領域を再び観測。それぞれの銀河の位置や距離を正確に測定したところ、うち6個は地球から約127億光年離れ、直径300万光年の狭い範囲に集まることが分かった。
数十個以上の銀河が集まる通常の銀河団に比べて数が少なく、質量も100分の1であることなどから、誕生直後の姿とみられる。米宇宙望遠鏡科学研究所の大内正己・研究員は「巨大な銀河団に成長する過程の最初の姿と考えられる。まだ分かっていない銀河団の起源を解明する手がかりになる」と話している。
(02/18 16:30)
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