探査機「はやぶさ」、目標の小惑星イトカワの姿とらえる
2005年08月
日本のM5ロケットで03年に打ち上げられた探査機「はやぶさ」のカメラが到達目標の小惑星「イトカワ」の姿をとらえた。宇宙航空研究開発機構が15日、写真を発表した。順調なら9月中旬に一瞬だけ接地して砂を回収、07年に地球に戻る。成功すれば、月以外の天体に着地して試料を地球に持ち帰る初めてのケースになる。
イトカワは、日本のロケット開発の先駆者、故糸川英夫博士にちなんで名付けられ、現在、地球から太陽をはさんで約3億4000万キロのかなたにある。大きさは長さ約500メートル、幅約300メートル。はやぶさは約3万5000キロの地点まで迫った。撮影は7月29〜30日、8月8〜9日、8月12日に行った。3回分の写真を合成し、軌道を回るイトカワの軌跡を明らかにした。
はやぶさは7月31日に3機ある姿勢制御装置の1機が故障したが、運用に支障はないという。採取した砂を調べることで惑星の成り立ちの解明につながると期待される。 |
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